ここでは、ジャンパー膝の原因や治療方法、予防方法などを紹介しています。
そのため、ジャンパー膝になりやすい膝をよく使うスポーツを行っている人は参考にしてください。
ジャンパー膝はジャンプを多く行うことで発症しやすいため、シャンパー膝という名称がつけられていますが、膝蓋腱炎が正式名称の病名になっています。
膝の腱や付着部分に微細な損傷が原因であり、症状が悪化してしまうとスポーツを行うことも困難になってしまうため、早めに治療を開始するようにしましょう。
ジャンパー膝とは、膝蓋骨につながっている大腿四頭筋が損傷してしまっている症状であり、膝を曲げるたびに痛みが出ます。
完全に切断されているわけではないため、膝を動かすことは可能ですが、症状が悪化すれば激しい痛みを伴います。
また、膝蓋骨は膝蓋腱ともつながっており、大腿四頭筋ではなく、膝蓋腱が損傷してしまってもジャンパー膝と呼ばれます。
どちらも膝に強い負荷をかけることで発症するリスクがあり、ジャンプを行うスポーツほどジャンパー膝になりやすいです。
ジャンパー膝の原因は上記でも一部紹介したように膝に強い負荷がかかることです。
膝への負担はジャンプする際に最も負担が大きくなり、筋肉が引っ張る力も強くなります。
しかし、体が仕上がっていないと筋肉が引っ張る力に耐えることができず、損傷してしまいます。
主に、男性に現れやすい病気であり、10代~30代に発症しやすくなっています。
また、成長期で身長が高い人ほどジャンパー膝になるリスクがあり、骨の成長が体の成長に間に合っていないことが原因の一つです。
ジャンパー膝は治らないと思っている人もいますが、正しい治療方法を行うことで完治させることが可能です。
筋肉が傷ついている病気であるため、基本的には安静にしていれば徐々に回復していき、普段通りにスポーツなどを行うことができます。
しかし、体の回復力に頼った治療方法が基本になるため、長い間本格的なスポーツができないことを覚悟しておきましょう。
なかにはジャンパー膝になってもスポーツを行うことができる場合もありますが、薬やコルセットなどを使用することが前提となります。
ジャンパー膝の治療方法は安静にすることと患部を冷却することでの治療が基本となります。
安静にしておくことで現在の症状より悪化してしまうことを防ぐことができます。
また、ジャンパー膝は時には炎症して患部が腫れてしまうこともあるため、氷などでアイシングすることも大切です。
しかし、痛みが完全になくなるわけではないため、症状が重症化している場合は鎮痛剤や炎症を抑える薬を投与する薬物療法が行われることもあります。
ジャンパー膝の治療方法で手術が行われることはあまりありません。
ジャンパー膝になってしまうと長い期間治療を行わなければならず、本格的にスポーツを行っている人であれば致命傷になってしまうこともあります。
膝に負担がかかり10代でスポーツを行っているのであればジャンパー膝にならないように予防することをおすすめします。
そもそもジャンパー膝を予防することができるのか疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
単刀直入に説明するとジャンパー膝を予防することは可能であり、予防方法を行っておくことだけでもジャンパー膝になってしまうリスクを下げることができます。
そのため、膝に負担がかかるスポーツをしている人はジャンパー膝にならないように予防方法をしっかり行うことをおすすめします。
ここではジャンパー膝を予防できるストレッチ方法について紹介します。
大腿四頭筋のストレッチを行うことで柔軟性を高めることができ、膝への負担も軽減することができます。
大腿四頭筋のストレッチ方法はさまざまなありますが、椅子を使用したストレッチ方法が気軽にできておすすめです。
まずは椅子に座り、背もたれがある場合は背もたれに背中を付けないように背筋を伸ばします。
あとは片方の足を床に対して水平になるまで上げ、その状態を10秒ほど維持するだけです。
体への負担が少ないことと気軽に行うことができるメリットがあります。
腸腰筋は腰とお腹にある筋肉であり、インナーマッスルに分類される筋肉でもあります。
腸腰筋のストレッチを行うことでジャンパー膝を予防できるだけではなく、腰を痛めてしまうリスクも下げることができます。
腸腰筋のストレッチの行い方はまず両足を揃えて仰向けに寝ます。
次に、両足同時に膝を曲げないように足を上げ、下げします。
足を下ろす際にかかとが床につかないようにすることでより効果を高めることができ、おすすめです。
ジャンパー膝は膝の病気であり、痛みと共に腫れの症状も現れます。
初期症状であればそのままスポーツを行うことは可能ですが、スポーツを続行することは治療できないことでもあるため、症状が改善されることはありません。
治療をすることは可能ですが、治療期間に時間がかかってしまうこともあり、スポーツ選手であればなりたくない病気での一つでもあります。
そのため、ジャンパー膝予防の効果があるストレッチを運動前に行い、ジャンパー膝になってしまうリスクを下げましょう。
最後に記事の内容をおさらい!
人気コンテンツ
TENTIALのリカバリーウェアの選びかた
開催中のキャンペーン一覧
ホッケー女子日本代表及川栞選手の睡眠に対するこだわり
BAKUNEシリーズラインナップ
卓球女子日本代表平野美宇選手にとってのリカバリーの重要性
睡眠不足が及ぼすさまざまな影響と質の良い睡眠|西多昌規(早稲田大学睡眠研究所所長)
住所やサイズが分からなくても贈れる「eギフト」について
睡眠の専門家に聞く、睡眠課題を解決する3つの方法|椎野俊秀(パラマウント ベッド睡眠研究所主幹研究員)
TENTIAL社員が選ぶおすすめ愛用アイテム
睡眠とまくらの関係について|田口直起(睡眠改善インストラクター)
リカバリーと睡眠のこだわり|稲垣祥(名古屋グランパスエイト)
商品開発担当者に聞く、リカバリーウェアBAKUNE開発ストーリー
その他の記事